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旧光顕寺・笹の墓標展示館

北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内

Sasanobohyo Museum of Forced Labor History

(formerly known as Kokenji Temple)

Shumarinai, Horokanai-cho Hokkaido (Ainumosir), Japan

  • 【2/22-23】2020冬のワークショップ・東アジア市民ネットワーク総会のごあんない(2020.2.5)

  • 第二次よびかけ人を追加掲載しました。(2020.2.5)

  • 2020年1月23日午後2時、旧光顕寺本堂が完全に倒壊しました。解体は雪解け後を予定しています。

Updates 更新情報

募金のよびかけ(趣意書)

 日本一の豪雪・極寒の地、北海道朱鞠内(しゅまりない)に建つ古寺「旧光顕寺・笹の墓標展示館」は、実に85年余の歳月を風雪に耐えてきました。しかし、2019年2月、雪の重みにより傾き、建物が倒壊の危機に瀕しました。

 

 旧光顕寺は、戦時下の強制労働の死者を弔い、遺骨と位牌を安置してきた歴史的建造物です。1995年、本堂を改装して「笹の墓標展示館」と命名された建物は、次の役割を果たしてきました。

1、戦時下の朝鮮人強制労働、日本人タコ部屋労働者の遺骨を発掘・安置し、追悼すると共にご遺族に返還する営みの拠点。

2、名雨線鉄道工事、雨竜ダム工事をはじめ各地の強制労働史料と遺骨発掘のあゆみを保存・展示する東アジア有数の歴史資料館。

3、22年目の東アジア共同ワークショップ、学校・団体の歴史学習など、民族や世代、国境を越えた多様な人々の交流の空間。

 この建物がまもり伝えてきたものは、過去の戦争と植民地支配がいのちを奪い、人の尊厳を踏みにじってきた歴史的事実です。来館する人々の多くは、ここが日本の加害の歴史を刻み、闇に埋もれた死者を追悼し、東アジアに真に和解と平和を育むための場だと気づかされます。

 近年は南北朝鮮の対話と和解へのあゆみが未来の希望となる一方、日本社会の露骨なヘイト・差別の横行が過去を否定する論調と重なり、政治や言論がそれらを助長さえしています。憂慮される憎悪と閉塞の空気は、まるで光顕寺建立の1934(昭和9)年、戦争前夜のファシズムの時代の再来を思わせます。

 私たちは、再び過ちを繰り返そうとする動きに抗して、いまこそ東アジアの和解と平和のため市民イニシアティブの発揮をよびかけます。日韓政府の懸案である「徴用工問題」は、この場所がまもり伝えてきた歴史と、人々の共同のあゆみこそが解決の道を示していると言えます。共に力を出しあい、「旧光顕寺・笹の墓標展示館」(強制労働資料館)再生と創造のための募金を、こころからお願い申し上げます。

笹の墓標展示館再生・和解と平和の森を創る 実行委員会

​(略称 笹の墓標再生実行委員会)

共同代表 殿平善彦 田中富士夫

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クレジットカードによる寄付も受け付けております。

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お問い合わせ 
【笹の墓標展示館再生・和解と平和の森を創る実行委員会】事務局
〒074-0141 北海道深川市多度志630番地 一乗寺内
TEL:0164-27-2359 FAX:0164-27-2890 
Eメール info@sasanobohyo.com
https://sasanobohyo.com
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